大福の日記

29歳の誕生日、おれんじの元にかかってきた一本の電話。その電話で一気に200万の債務者となった、おれんじの借金返済物語。

案の定

返済日は毎月25日の設定にしている。

一日でも返済を遅れることは、マイホーム購入は絶望的になるため、遅れてはならない。


返済は妹経由で行うため、20日から妹に返済を促す。


で、10月25日。

妹から今月の返済完了メールが来た。


「六万入金したよ」


うーん、予定より大分少ないのは気のせいか?


「二人合わせてか?」


「そうだよ、娘が保険外の治療受けたから、あとは糞垂れ弟は仕事が少ないから満額出せないとさ」


わかっていたが、ここまで少ないと返済計画が破綻してしまう。(;゚д゚)タイヘンダ!


やはり債務回収は自分でやるべきだと感じた。あとは理由はどうあれ、返済していくという意志が弱い。

理由は簡単、自分名義の債務じゃないから、あと俺なら遅れても平気だという甘え。


思い返せば、こいつらの約束は果たされた試しがない。(;´Д`)ツライゼ


ともあれ、このままではマイホームどころか、借金返済すら満足に出来ない。

やはり、きつく灸を据えなければいけない。


9月までの債務

約197万


10月の返済額

6万


10月までの債務

約191万


応援よろしくお願いします。

(*・ω・)ノ

結局のところ

息子のじーさんに対する警戒心はあまりないなと感じたおれんじ、その後ばーさんやいとこと遊んだら、超ハイテンションになった。


「あー、こりゃ夜寝ないわ」


少し憂鬱になるおれんじであった。


結局、弟とは電話でやりとりすることに


「おい、お前これ(借金)どうすんの?」


「毎月返済する」


「ふーん、じゃあ月10万な」


「鬼か」


「何言ってんだよ?一月足らずで170万近く使う奴に言われたくないわ」


ちなみに、約200万の借金の内訳は


妹、約40万 店の開業資金


弟、約170万 使途不明(どうでもいい)


200万を超えてるのは利息を適当につけているため。


この200万を1年後に50万以下にするには、毎月12万以上を返済する必要がある。

実際の家購入予定は再来年1月か2月。

これには訳がある。

住宅メーカーの決算期のため、戸建物件は安くなる傾向になる。これを見越したとしても、14カ月。

14カ月で計算したら、10万ちょい。

つまり、最低でも月10万は回収しないといけない。


返済を効率的に進めるため、


妹、3万


弟、10万


理想はこんな感じだが、まず上手くいかないだろう。(`・ω・´)リソウハネ


とりあえず、次の投稿で一回目の返済を結果をお知らせしようかと。

消化不良

決意を新たに、おれんじは糞垂れ弟を成敗しに実家へと向かった。


息子をチャイルドシートに乗せいざ参る。


ちなみに息子はまだ保育園に通っていないため、普段は嫁さんがパートに行って間は俺が息子の面倒を見ている。

まあ半分は息子と一緒に昼寝してるから、育児とは言い難いかもしれない。

今回は弟を成敗するためもあるが、一方で両親に孫見せも兼ねている。


まあ前回あったのが今年の2月ぐらいなので、半年以上会っていない計算になる。

(;゚д゚)ヤバイ


半年ぶりに会う両親に息子がどんな反応を見せるか楽しみである。

だがその前にやることがある。


実家に帰ってすぐ親父に


「糞垂れ弟は?」


「今しがた帰ったぞ」


どうやら逃げられたようだ。勘のいいやつだ。(・д・)チクショー


焦ることはない、じっくり追い詰めてやるか。


で、糞垂れ弟を一先ず置いといて、親父に事の詳細を伝え、給与天引きを確約させた。

これで返済の目処はたった。


一方息子は親父からつかず離れず、一定の距離を保ちながらも、親父が気になる様子。

(`・ω・´)


そんなこんなで息子は次第に実家の雰囲気に慣れ、いつものように物を物色。

その姿に親父がひと言


「ホームレスかお前の息子は」


「物色するの大好きだからな」

 

テレビの周りをうろつく息子。テレビが気になるみたいだ。その後帰るまでテレビの周りをうろつきまわる。


まったく、誰に似たのだろうか。


残念ながらこの日は糞垂れ弟には会うことが出来なかったが、息子の新たな行動を発見出来たので、よしとしよう。