大福の日記

29歳の誕生日、おれんじの元にかかってきた一本の電話。その電話で一気に200万の債務者となった、おれんじの借金返済物語。

独身者Eは40連勤だとさ

名古屋事業所に半年前から援軍で来ているEがいる。たった半年で一年のミスを更新するほど落ち着きはないが、独身者でタフということもありボスからは重宝されている。

(・д・)デカイゾ


性格は人懐っこく世渡り上手な人間なため、ミスをやらかしてもこっぴどく怒鳴られたりしない。いや、怒鳴っても意味がないぐらいお調子者。

(;゚д゚)ハンセーシロ


そんな憎めない彼は事務所の上にあるアパートに会社名義で住んでおり、家賃光熱費込み込み3万を天引きされる以外、食費のみの生活。

なかなか悪くない待遇だが、彼はボスとある契約をしている。


何かあったらすぐに走る。


休み吹っ飛んでも仕方ないと思え。



なんて社畜ぶりな契約だが、彼には俺と同じ借金があり、返済のために彼はそれを引き受けた。まあ俺より債務は少ないけど利息は高いみたいだから、彼としてもとっとと完済したいところ。

(`・ω・´)ガンバロウゼ


よく彼とは話をする。まあ歳が一番近いしお互い苦難してるし。

俺としては応援したいところである。

そんな彼に昨日ボスから連絡があり、


「お前、成人式まで休みなしな」


悪魔の40連勤。そう、彼は今月の最初に休みを一日取ったきり休みがない。それを彼は悟るように、


「イエス、ボス」


と答えたそうな。

タフな彼だからやれることなんだろうけど、やはり辛いだろうから、手伝えることは手伝ってあげようと思うおれんじでした。

(*・ω・)ノ

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