大福の日記

29歳の誕生日、おれんじの元にかかってきた一本の電話。その電話で一気に200万の債務者となった、おれんじの借金返済物語。

お父様の思い

しばらく雨が続くようなので親父の仕事を手伝うことがない。

雨降りだと外で働く人間は稼げなくなる。

当然手伝いも行けなくなる。

(;´Д`)オカネー


そんな中、昨日親父から連絡。

案の定仕事の手伝いなんだが、その中で弟の話が出た。

しばらくは親父の仕事を手伝っていた弟だが、ここ最近は連絡すらつかない状態。

(・д・)シンダカ?


しかし親父でさえ連絡がつかないとなると、こりゃ俺でも連絡がつかない可能性が高い。

最悪弟分を負担する必要がある。

(;゚д゚)ヤバイナ


そんな俺の心配をよそに親父が呟いた。


「選択を誤ったな」


親父の一言はすぐに理解出来た。

親父の仕事は自営。親父は跡継ぎのことは考えてなかった。しかし最近跡継ぎのことを考え出した。

弟が手伝うようになって売り上げもあがる。

弟はセンスが良い。

親父を手伝うようになってたった2年程で親父や他の職人を凌駕する腕前になった。

(`・ω・´)センスハピカイチ


だがセンスはあれど問題もあった。

まず朝に弱かった。

寝坊もしまくる始末。

(;´Д`)タイヘンダゼ


だが寝坊より質が悪いのがあった。

確かに現場での技術は完璧だったし、仕事も早くて正確。だがオフィスワークは苦手だった。

書類作成をほとんど親父に任せるほど。

親父も書類作成は苦手だがなんとかしていたみたいだ。

せっかく個人での依頼があったのに、見積書を作れずに親会社に任せるという勿体ないことまであったようだ。

(´;ω;`)モッタイナイ


「まあ確かに俺も選択肢を間違えたな」


弟が親父を手伝い始めたあの時、俺も手伝っていたらまた違った形になったかもしれない。そんなことを親父と話し合ったおれんじでした。

(*・ω・)ノ

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